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小川 徹
Phys.Status Solidi A, 66, p.175 - 181, 1981/00
被引用回数:2 パーセンタイル:23.17(Materials Science, Multidisciplinary)明瞭なモルフォロジーを有する、粒子状ZrC結晶をZrBr-CH-H-Ar系からの化学蒸着によって合成した。結晶の基本形はプリズムであり、110方向に伸び、それぞれ4つの{111}面、2つの{111}面と2つの{100}面、2つの{111}面と1つの{100}面で囲まれた、菱形、偽-菱形、三角形断面を有していると考えられる。その他に、おそらく100軸を有する円錐形結晶も見られた。これらのプリズム形、および円錐形結晶が、同一の結晶群から成長していることから、上記モルフォロジーは蒸着位置に依存しないと考えられる。プリズムのモルフォロジーはZrCのNaCl型構造において、強い金属-金属、金属-非金属結合を仮定して、PBC理論によって説明する事ができた。{111}面の安定性はZrCの結合のイオン性が小さいことを意味すると考えられる。